すぐに興奮状態に陥る人の悪い特徴

さっきまで普通に話していたのに、

何かのきっかけで怒ってしまったり泣いてしまったり…

ちょっとしたことで感情が昂ぶってしまい、興奮して

すぐには止められなくなってしまう人がいます。

それではここで、すぐに興奮状態になってしまう人の悪い特徴と改善方法についてご紹介したいと思います。

スポンサードリンク


周りを見ていない

いい方向に言い換えれば「何事にも熱心で、物事に全力投球する」タイプ。

悪く言えば

・自己中心的で人の話を聞かない

・何度も同じ過ちを繰り返す

・自分がどう見られているか気にしていない

というマイナスな面が存在しています。

一旦感情に火がついて、興奮状態に入ると、自分を制御することが不可能になってしまいます。

この状態でさらに刺激を受けると、感情が暴走して止められなくなってしまいます。

できれば改善したい特徴ですね。

「周りを見れない」人の改善点

自分が「周りが見れない」タイプの人間であることに気がつくことが重要です。

そして

・周囲に興味と関心を持つ

・世間の流れや動きをチェックする

・他人を優先させるべき場所は、他人を優先する

・発言や行動は、一度しっかり考えてから言動に移す

以上の改善ポイントを意識するだけでも、かなり変わりますよ!

刺激を求めている

刺激を求めること自体は、決して悪いことではありません。

しかし「興奮しやすい人」は「興奮している自分」に興奮を感じる傾向があります。

興奮している事自体が楽しいので、常に自分がワクワクできること、興奮できることを探しています。

しかし興奮を求めるあまり、危険なことに手を出してしまう可能性があるのです。

刺激を求めすぎる人の改善点

「自分の行動が、他人にどう見えるか」を意識しましょう。

例えば肝試しでも、遊園地でお金を払ってワクワクを楽しむ分にはなにも問題がありません。

しかしこれが実在する「学校」や「廃病院」、「民家」「墓場」で行うとどうなるでしょうか?

あなたは楽しいかもしれません。

でも、土地の持ち主から見れば立派な不法侵入です。

まずは行動に移す前に、本当にやっていいことなのか・悪いことなのかを意識しましょう。

感情の起伏が激しい

すぐ興奮する人は、感情表現がとても豊かです。

特に「怒り」「悲しみ」への沸点が低く、これらの感情を刺激されるとすぐに感情が大爆発。

大激怒・大号泣で周囲が引いてしまうこともしばしば。

また、そういった感情を自分でもうまくコントロールできません。

あるいはコントロールをする気がありません。

そのため、周囲からは避けられてしまいやすい傾向があります。

感情の起伏を治すための改善点

まずは「感情の起伏が激しい」原因は、なにから来るのかを理解することが重要です。

感情の起伏が激しい要因には、元々の性格によるものと病気・ストレスによるものがあります。

ストレス・心の病気が原因?

いつも多忙で、ストレスをため込んでいませんか?

イライラが溜まっている時は感情の制御ができなくなり、暴力的な言動になってしまう事があります。

睡眠不足や過剰な疲れ、ネガティブな思考はセロトニンと呼ばれるホルモンが影響しています。

セロトニンは精神を安定させる役割を持っています。

これが不足すると、ネガティブな気持ちや不安感に襲われやすく、結果「怒り」「悲しみ」として表に出てきてしまうのです。

改善するためには、規則正しい生活と睡眠、適度な運動と栄養バランスが重要となります。

女性は元々感情的?

感情の起伏が激しい人は、一般的に男性よりも女性の方が多いと言われています。

これにもセロトニンと呼ばれるホルモンが大きく影響しています。

セロトニンは精神を安定させる役割を持っていますが、男性と比べて女性の方がセロトニンを生産する力が50%以上も低いと言われています。

このセロトニンの生成能力が低いため、女性の方がストレスへの耐性が弱く、感情的になりがち。

さらに生理や更年期障害などで、セロトニンの分泌を促すエストロゲンが減少。

そのため生理の時期や更年期障害の頃に、女性は精神的・心身ともに不安定になりやすいのです。

この場合も、セロトニンの分泌を促すために適度な運動と、食事による栄養バランスが重要となります。

甘いもの・糖質を食べすぎている

こちらの心療内科に行く前に食事を変えなさいという本によると、

『心療内科に精神症状を訴えて訪れた300人中296人が「低血糖症」(糖分の取りすぎの結果)だった。』そう。

糖分が脳に与える影響は大きく、糖質を食べると、まずは血糖値が上がります。

血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。

しかしインスリンによって、脳に糖分が届かなくなってしまいます。

そのため脳は危機感を感じてアドレナリンやノルアドレナリンを分泌。

このアドレナリンがイライラの原因。

そしてノルアドレナリンが不安感や抑うつ感の原因となるのです。

かと言って、糖質を完全に抑えることは、脳に栄養を与えないことと同じこと。

バランス良く摂取することが大切です。

元々の性格である場合の改善点

自分で治そうとする意識が一番大切です。

自分の感情に流されず、まずは落ち着くように心掛けましょう。

また、感情の起伏が激しいということは、「何かに対して我慢」しているものが溢れ出てしまい、その反動が怒りや悲しみとして現れます。

ですので、何に対して我慢しているのか、または理想が高くなっていないかを自分で理解することが大切です。

アロマや音楽などで強制的に気分を変えてくれるものを使用するのもオススメですよ。

物事を冷静に考えられない

すぐに興奮する人は、冷静に考えようとする前に感情が爆発します。

良くも悪くも行動が早く、何かが心に突き刺さればテンション急上昇!

早く動きたくて堪らなくなってしまうのです。

しかし「すぐに動きたい」という焦りから、トラブルを起こしてしまうこともしばしば。

物事を冷静に考えられない人の改善点

これにはいい面もあります。

それは「失敗が早い」という事。

「失敗してるんじゃダメじゃん!」と思うかもしれません。

しかし発明王エジソンも、8回も選挙に落選したアメリカ大統領リンカーンも、医者の世界に馴染めなかったダーウィンも、「想像力が全くない」と新聞社をクビになったウォルト・ディズニーも、全員失敗を経験して成功し、偉業を成し遂げています。

失敗が早いということは、立ち直りが早く、今後の対策を早くたてる事が出来るということ。

成功も早いということなのです。

逆に冷静に考えようとすると、デメリットばかりを考えてしまって行動できなくなってしまうこともしばしば。

それならば感情に任せて直情的に動けばいいのかと言えば、決してそうでもありません。

「改善できる場所はあるか」「失敗から学べる場所はないか」という検証は冷静さが大切です。

「いかに早く行動できるか」と「いかに冷静に考えることができるか」のバランスが大切という事ですね。

行動をはじめること自体はいいことです。

でも、定期的に立ち止まって「自分がしてきたこと」と「自分」を見返すことが重要です。