パソコンのある機能を使って見事な風景がを描く達人がいます。
その方とは、群馬県の堀内辰男さん(76)。
16年かけて独自の描写方法を編み出したのだとか。
これらを描くのに使用しているツールは、なんとエクセル!
エクセルといえば、表計算や事務処理に使いそうなものですが…
しかも堀内さん、2000年に定年を迎えるまで、本格的に絵を描いたことも、エクセルを使った経験もなかったそうです!
しかし定年後に時間をもてあまし、かつて会議で見たカラフルなグラフや模式図を思い出し、「エクセルで絵が描けるんじゃないか」と思いついたのだとか。
エクセルで絵を描くことを思いついた堀内さんは手始めに、数十年育ててきたクンシランの絵を描きましたが、30分間かけても落書きのような出来栄えだったそうです。
しかし路傍の花、野菜、果物と手当たり次第に書いたのだとか。
堀内さんは貼り絵の手法を編み出し、パーツごとに細かく微調整し、こつこつと重ねあわせるという描写方法を使っています。
一つ一つていねいに形や色を微調整する必要が有るため、パーツの数は膨大な量に!
大きな作品では2万以上のパーツを組み合わせる必要があるといいます。
堀内さんは描き始めて16年。
今では「どんなソフトより、エクセルの方がはるかに楽に描ける」んだとか。
これまでもすでに3回、「オートシェイプでお絵かきコンテスト」で賞を受賞!
現在は地元の公民館でエクセルを使った絵の描き方を教えているようです。
今までの作品もこちらから見れますので、ぜひその匠の技をご確認ください!