海外旅行に行くと、なにかと日本との違いに驚きます。
そして、私たちの知らないうちにマナー違反や違法行為をしてしまうかもしれません。
例えばタイで迷彩服を着ると3ヶ月以上5年以下の禁固刑。
ハワイでは横断歩道でないところを横断すると7000~1万円の罰金。
アメリカ・ニュージャージー州では歩きスマホで9000円の罰金など
日本ではついついやってしまうことが海外では完全NGということが多々あります。
そこで、今回は日本ではOKでも海外ではNGな習慣や行動を紹介します。
■ガムの所持・持ち込みで罰金~シンガポール~
シンガポールでは、国をあげて街をキレイな状態に保つための罰則がいくつもあります。
そして公共の場所を汚す行為に大変厳しい罰金制度があることで有名です。
タバコやゴミのポイ捨てはもちろん罰則の対象で、日本円にしてなん4万円~8万円の罰金。
そして、驚くべきはガムを「持っているだけ」でも罰金を取られるということ。
ガムを道路に吐き捨てる悪い人、日本にもいますがシンガポールではその悪い習慣が続いていたことが事の発端なのだとか。
罰金の金額はなんとガムを持っているだけで80万円!
エチケットのためにいつもガムを持ち歩いている……という人は出国前にカバンに入り込んでいないか確認しておきましょう。
■ピースサインで相手を侮辱
「はい、チ~ズ!」
記念写真を撮る際、「ピースサイン」を出してしまう人は多いですよね。
でもイギリスやオーストラリア、ギリシャでは「ピースサイン」の意味が一転、相手を侮辱するハンドサインになります。
国ごとに失礼な意味合いになるハンドサインは異なり
西アフリカや中東、南米では「グッドサイン」がアウト。
ローラさんがよくやる「OKサイン」はフランスで侮辱的なサインに。
日本でタクシーを止める時のように、ギリシャでタクシーに向かって手をあげると間違いなく睨まれます。
「知らなかった」を防ぐためにも海外旅行先で写真を撮るときはハンドサインを控えるのが無難でしょう。
■ビーチの飲酒は法律違反~アメリカ(ハワイ)~
リゾート観光地として日本人に不動の人気を誇るハワイ。
暖かく穏やかな気候と、青い海と白い砂浜。
ついつい「ビーチパラソルの下でビールでも……」と思ってしまうかもしれません。
しかし!日本と同じ感覚でいるとこれも罰則の対象となってしまいます。
ハワイでは公共の場で飲酒することは法律で禁止。グアムも同様です。
南国リゾートに浮かれてうっかり飲んでしまわないように気をつけましょう。
■左手で触れることは御法度~インドネシア(バリ島)~
国民の8割近くがイスラム教徒であるインドネシア・バリ島。
この国で左手は「不浄の手」とされおり、右手で食事・左手はトイレに使うという習慣があります。
そのため、食事や握手の時に左手で触れることはタブー。
物を手渡すときなども、できるかぎりは右手を使ったほうがいいようです。
うっかり旅行先でマナー違反をしてしまった場合でも、「知らなかった」では済まされないことが多々あります・
国ごとにいろんなマナーやルールがあるので、海外旅行に行く際はあらかじめ調べておくことが大切ですね。