26年間、警察官として働いていたGivens巡査部長が今まで一度経験することはなかったこと…
それはガチョウに「助けて」と助けを求めるものでした。
パトカーのドアをつつくガチョウ
Givens巡査部長によると、1羽のガチョウが、くちばしでパトカーのドアをつついてきたという。
餌が欲しいのだと思った巡査部長は、食べ物をあげますが、ガチョウは全く口にしようとしません。
それどころか、更に何度もしつこくドアをつついてきたとか。
そもそも、ガチョウは警戒心が強く、人に慣れさせた後ならば飼い主にもよく懐きますが、
他人には懐かないため「番犬」ならぬ「番鳥」として飼われることがある鳥です。
今回はしかも野生のガチョウ。
人間に近付いてくること自体が稀なのですが、このガチョウはこちらの興味を引いては少し離れ、振り向くという行為を繰り返していました。
そんなガチョウの行動を不審に思った巡査部長。
ガチョウの跡をつけると、ヒナが風船のひもに絡まって動けなくなっていました。
巡査部長は慌てて動物虐待防止協会に連絡を取りましたが、現場に急行できる専門家がいないという返答。
巡査部長は、同行していた女性警察官にひもをほどくよう指示しました。
「同じ子を持つ母がやった方が、ガチョウのママも安心するのでは」と思ったそうです。
無事母のもとへ
案の定ガチョウのお母さんは、女性警察官がヒナに絡まったひもをほどく間、黙って見守っていました。
そしてひもが解かれ、ヒナは母のもとへと一目散に向かっていきます。
その時の様子
[youtube id=”zzkxXckgI0k”]こ動画の再生回数は早くも300万回を上回り、多くの海外メディアでも報じられました。
出典元:Mama goose finds police, officers free gosling tangled in string