ゴールデンウィークが始まって2日目。
友人のタイムラインをみていて「これヤバイんじゃ…」と思うことが何度かありました。
今回はそんな、危機を招く危険な書き込みについてご紹介します!
「旅行楽しみ♪」
意外と多いこの投稿。しかし実際のところ、こういった書き込みはかなり危険!
GWのような大型連休では空き巣や侵入者に気をつける必要があります。
SNSなどに旅行計画を書き込んでしまうと、空き巣はその日付を目安にあなたの過去の投稿や写真から地域や家を特定してしまいます。
しかもツイッターには「自分の居場所を投稿する」機能があり、過去自分の自宅の場所を投稿していることに気づかず、過去犯罪被害にあってしまった女性もいました。
そう、自宅が特定できたあとはやりたい放題なのです。
実際、過去の投稿写真に写りこんだ景色や最寄り駅、そして場合によってはデジカメやスマホで撮影した写真には「Exif(イグジフ)」と呼ばれる情報が記録されていることがあり、この情報から意外と簡単に「写真をとった場所」を特定できてしまうのです!
英国で行われた元空き巣への調査によると、約8割が「ターゲットを特定する際にFacebookやTwitterを使う」と証言しています。
日頃から写真には十分気をつける必要がありますね。
「今、○○だよ~」「○○なう」
大型連休ではあちこちに遊びにい人も多いかと思います。
そしてその楽しい雰囲気を他の人にも共有してもらうためか、画像付きでアップする人も一気に増えます。
そしてその投稿が誰でも知っているような観光地の場合、たまたま同じところに同じサービスの利用者がいたとしたら「あの人がこのユーザーかな」とバレてしまいます。
出かけている最中でなく、時間差で帰ってきた後などに投稿することがベター。
友だちとの写真
安易な投稿は、個人情報などが漏えいする危険もあります。
友達がアップロードした写真…それが友達からの承諾がなかった場合、不快に感じると答えた人の割合は90.6%にのぼるそうです。
しかし、自分が写真を公開する時、気を使っている人はかなり少ないもの。
もし一緒に写っている人がいたら、投稿しても問題がないか事前に了承を得るようにしましょう。
ちょっとした写りこみにご用心
旅行へ出かける情報の他にも、「コレだけは絶対アップしないほうがいいですよ」というものがあります。
それは自宅の鍵の写真。
なんと、鍵の写真を撮り、LINEで送信するだけで合鍵が作れるサービスが存在するのです。
その値段も2000円~4000円程度。
鍵は写り込まないよう、十分に気をつけてくださいね。
また、郵便物も意外と危険!
画像を拡大すると住所や電話番号がしっかり読めてしまう、ということが実際にあるのです。
「あとから加工すればいい」と思うかもしれませんが、小さな文字は意外と忘れてしまうことがあります。
ならば、最初から写らないようにするべきですね。